建築・建設業の資金繰り課題について

建設業は元請業者からの取引などで他業界とは違く点が多くあります。それが下請け業者の資金繰りを悪化させ悩ませる要因になっています。

建設業の資金繰りの悩み

  • 元請業者の支払いサイトが長い
  • 元請けからの支払い方法が手形
  • 利益は薄いが売掛金の金額は大きい
  • 現場での材料費や諸経費がかさむ
  • 銀行の融資審査が通りにくい
  • 支払いサイトが長いため社員の給料の支払いなどが大変
  • 取引先からの入金までのキャッシュフローが常に不安

など、建設業ならではの資金繰りの悩みと言えます。
建設業では支払いサイトがとても長い場合もあり、実際に現金が手元に入るまでかなりの時間がかかってしまいます。その間の運転資金を確保しておかなければ、材料代も人件費も払えなくなり最悪は黒字倒産してしまいます。

建設業の景気動向

建設業はオリンピックなどの需要があり全国的な建設ラッシュによって常に忙しい状況でした。
ところが建設業界は慢性的な人材不足があり2020年以降は大きな懸念となります。
なので人件費などは絶対に遅れるわけにはいきません。
オリンピック後の建設業界の仕事の減少を懸念する声も根強くありますが、それよりも人材不足と人材の高齢化が切迫した悩みなのです。

建設業の資金調達はファクタリングがおすすめ

建設業ではファクタリングによる売掛金の現金化は急増しています。
継続して建設業を続けるためには材料費や人件費など運転資金の確保が必要です。
元請け業者に支払いを早めてもらうことなどは難しく、自社で事業を守るために資金調達する必要があります。

その点でファクタリングは審査も早く、最短1日で資金化できて、取引先のバレることなく資金調達が可能なことが大きなメリットです。

銀行融資が難しい理由

大手銀行や地方銀行、ネット銀行では、企業や個人事業主向けの事業融資を取り扱っています。
資金調達をするときに1番に検討するのが銀行融資だと思います。
しかし、銀行融資にも審査があり、その際の提出書類もかなり多く様々な書類を求められます。また、対面での面談も何度か実地され審査があります。
そこまでしても絶対に審査に受かる保証もないですし、何よりも時間が掛りすぎます。何週間もたって断られた場合、資金繰りの時間も無くなりピンチに追い込まれることになってしまうのです。
そういったリスクを避けるためにお持ちの売掛金をファクタリングで現金化するのがおすすめなのです。

ファクタリング会社を利用するときは弊社のブログ記事も参考にして頂いて本当に信頼できるファクタリング業者なのかを慎重に見極めて頂き、このような被害に合うことのないようにしてください。

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ファクタリングを装う闇金業者

ファクタリングに見せかけた違法な金銭消費貸借契約を交わしダイレクトメールやFAXで勧誘を行い会社や個人情報を入手して詐欺行為を働いたり、無登録で売掛金を担保にした融資を行ったり、法外な手数料を請求する業者がいます。

産経ニュースに「金融取引を装う「新型ヤミ金」が横行 標的は中小企業・・・警察、支援団体も対応本腰」という記事が掲載されています。

「企業の資金調達に用いる金融取引「ファクタリング」を悪用し、高額な手数料を徴収するヤミ金が横行している。
実態は資金繰りに苦しむ中小企業に法外な高金利で貸し付ける手口で、ファクタリングの手数料に法的な制限がないことが背景にあるという。」

別のニュースでも……

ファクタリングを装い摘発されたのは「東洋商事」と「MINORI」。府警は、2業者が平成27年秋から28年11月にかけ、資金繰りが悪化した中小企業を中心に全国約250社に総額3億円以上を貸し付け、1億円以上の利益を得ていたとみて調べる。

この2つのファクタリングを名乗るヤミ金は一時期インターネット広告も出稿していたところで、3億円以上を貸し付けて1億円以上の利益を得ていたということは、単純に考えればファクタリング手数料は30%以上ということです。

ファクタリングを語るヤミ金業者の手口

  1. 手数料は8パーセントと言われ申込みをしたら、契約直前に手数料のほか「調査費用のほか出張費と事務手数料、その他諸経費が必要」と言われ、最終的に手元には売掛債権の額面の半分以下しか残らなかった。
  2. 「債権の買取は出来ないが売掛債権の担保融資なら出来ます」と言われて契約しました。その後、毎月法外な利息を請求され支払いをさせられたが、元金は全く減っていなかった。
  3. ファクタリングの契約当日に「急遽、契約が出来なくなった。その代わり金融会社を紹介しますのでそこから資金を借りて下さい。」と闇金業者を紹介され断ったが闇金業者へ個人情報が漏れていて営業電話がかかって来るようになった。
  4. 売掛債権をファクタリングで買取します。つきましては先に手数料と保証金を支払って下さい」と言われて入金した結果、業者と連絡が取れなくなった。

優良ファクタリング業者の選び方

ファクタリング会社は年々増加傾向にあり利用者自身が業者を正しく選ぶ必要があります。そこでファクタリング会社を選ぶ際重要になるポイントをご説明します。

①手数料
ファクタリングの手数料は事業主様にとって大きな費用です。
ファクタリング業者により手数料の差は大きく、見積りしないと具体的な数字は出てこない為、手数料の他に諸経費や交通費は必要か?またトータルでいくらかかるのかをきちんと見積りしてもらいましょう。費用が高すぎたりすると悪徳業者の可能性があります。

②契約書
契約するときに契約書の控えが渡されなかったり、銀行振り込みではなく手渡しである場合、また契約時に突然担保や連帯保証人を要求してくる業者もあるそうなので十分注意が必要です。

ファクタリングは債権を売買し早期に資金化する正規の金融取引で経産省も中小企業の資金調達手段として活用することを推進しています。しかしこれに乗じてヤミ金が暗躍しているのです。
事業をしているとどうしても運転資金などで困ることがあるのも分かりますが、お客様の経営が行き詰まりかねない法外な手数料で何度も利用を迫る悪質業者を安易に頼るのはやめたほうがいいと思います。
結果、経営している会社の資金繰りが悪化して困るのは経営者の皆様です。
ファクタリング会社を利用するときは弊社のブログ記事も参考にして頂いて本当に信頼できるファクタリング業者なのかを慎重に見極めて頂き、このような被害に合うことのないようにしてください。

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ファクタリングで即日資金化は可能か?

ファクタリング関連のネット検索で一番多い内容は「ファクタリング 即日」です。
そこで気になるのはやはり現金化までの時間です。
事業を行っていると常に支払いの期限があります。取引先への支払いや人件費に備品代など、期限に送れずお金の支払いをしていかなければいけません。

もしも支払いに遅れるようなことがあれば信用を失い、その後の仕事に大きく影響するなど事業をしていく上で死活問題になることもあります。
最悪の場合は倒産することもある為、支払期限はできる限り守っていく必要があります。しかし現実問題お金がなければ支払いはできません。

そこで現金が手元にないときに売掛金をファクタリング会社に売却し、債権の期限よりも早い段階でお金を得ることができるサービスがファクタリングです。

ファクタリングを活用していけばその場を凌いで行くことができます。
そこで気になるのはどのくらいのスピードで現金化が可能なのか?

「ファクタリング 即日」で検索が多いように出来るだけ急いでいるのですから早くお金は必要なはずです。

即日で現金化することはできる!

昨今はビジネスローンや消費者金融が「即日融資」を売りに広告を出してるのをよく見ます。ファクタリングも即日と書いているが本当に可能なのか?気になるところたど思います。
審査に時間がかかり提出書類も多い銀行融資などより早期にお金が入ってきた方が心にゆとりができ、仕事に集中もできます。また、本当に急いでいるときは即日でないと間に合わないこともあります。
そんなときは銀行などでは間に合わないのです。
ファクタリングも業種によって提出する書類が異なることがある為、事前にリサーチは必要です。
ホームページなどに必要書類の記載もありますが、できるだけ問合せをして直接確認することをお勧め致します。

ファクタリングには手数料がかかる

ここで忘れてはいけないのは手数料です。即日現金化はできますが銀行などと比べると手数料は割高になってしまいます。
ファクタリングは早期現金化は出来ますが必要な時に必要な分のみ現金化するようにしましょう。
確かに手元にお金があれば安心ではありますが、無計画に多様すると経営を圧迫しますので利益率などを計算し計画的にファクタリングを利用することをおすすめ致します。

即日のご相談はこちら♪

ファクタリングについて

ファクタリングの歴史は、想像以上に古く、一説によると14世紀という話もあるほどです。
ただし本格的に運用が開始されたのは1900年代頃の時代です。
支払いサイクルを前倒して経営に拍車を掛けるといったファクタリングの手法は、アメリカ黄金時代末期の金融取引として高度経済成長を支えた仕組みの1つです。

100年以上ある歴史の中でも、特に認知度が高いアメリカでは5~10倍の市場規模があるとも言われています。

日本での歴史はまだ浅い!

日本で初めてファクタリングが登場したのは1970年代頃です。
当時は都市銀行系が主流だったので、信用調査や債権回収などを含むコンサルタント業に近いものでした。
しかし手形取引と類似しており、認知度は高まらず、限られた会社でのみ利用される手法になってしまいました。

バブルが崩壊した後には手形取引は少なくなり、 今では当時の1/10以下にまで減少しました。
これが1つのきっかけとなって、ファクタリングが再度注目を浴びるようになったと言えます。

現代のファクタリング

2000年頃からインターネットや電子決済が普及し、数多くのファクタリング会社が登場しました。
さらに度重なる貸金業法改正で利息制限を受けたことにより、昭和時代に蔓延した通称街金と呼ばれた小規模貸金業者は経営難に追い込まれ彼らの次のビジネスモデルとして貸金業法の縛りを受けることがないファクタリング業に移行したという説もあります。
近年では売掛先に対し通知を行わず、2社間だけで売掛債権の買取を実施する2社間ファクタリングが市場を拡大しています。
2社間取引の手数料は3社間に比べると少し高めに設定されていますが、重要取引先に自社の苦しい経営状況を悟られたくないという経営者様のニーズに合致していると考えられるでしょう。
2社間取引も登場した当時は法外な手数料だったため、なかなか手を出し難い状況だったことや、ファクタリング会社側が通帳や銀行印を預かるといった一歩間違えば大問題に発展しかねない業態が横行していました。

※現在はこのような会社はありません。

しかしここ2~3年は、業界も淘汰されたことで優良企業が生き残り、評判の悪い会社は自然と消滅している印象が持たれます。

今利用している会社がある方も、今から利用を検討されている方も是非一度当社までご相談ください!!

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